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2025(R7).8.19(火)

8月19日「座右の書」

心を打たれるような身に沁むような古人の書をわれを忘れて読み耽けるときに、人間は生きるということは誰もが知る体験である。
それを積んでおると、しだいに時間だの空間だのという制約を離れて真に救われる。いわゆる解脱をする。
そういう愛読書を持つことが、またそういう思索・体験を持つことが人間として一番幸福であって、それを持つのと持たぬのとでは人生の幸、不幸は懸絶(けんぜつ)してくる。

人物修練の根本的条件は勇敢に、あらゆる人生の経験を嘗め尽くすことである
(経世瑣言・全)

人物学に伴う実践、即ち人物修練の根本的条件は怯めず臆せず、勇敢に、而(しこう)して己を空しうして、あらゆる人生の経験を嘗め尽くすことであります。
人生の艱難辛苦、喜怒哀楽、利害得失、栄枯盛衰、そういう人生の事実、生活を勇敢に体験することです。
その体験の中にその信念を生かしていって、初めて知行合一的に自己人物を練ることが出来るのであります。
(『経世瑣言・全』)

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