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2025(R7).9.19(金)

9月19日「人物に学ぶ②」

人物の研究というものは抽象的な思想学問だけやっておっては遂げ得られないものです。どうしても具体的に、生きた優れた人物を追求するか、出来るだけそういう偉大なる人物の面目を伝え、魂をこめておる文献に接することであります。
その点古典というものは歴史の篩(ふるい)にかかっておりますから特に力があります。つまり私淑する人物を持ち、愛読書を得なければならぬということが人物学を修める根本的、絶対的条件であります。

「慎独 君子は必ず其の独を慎むなり」

独の意味に二つあります。
一つは他に対する孤独の意味。
今一つは絶対という意味で、
大事なのは絶対のほうであります。

慎独ということは孤独の自分ではなくて
絶対的存在、人が見ていようが見ていまいが、
自分自身を絶対化することを
慎独というのであります。
独自とは絶対的な自己という事、
即ち世俗的な地位や名誉等に少しも乱されない、
即ち自ら成立つことです。
(政教の原理 大学新講)

百朝集その20.好人(こうじん)2

厳遵、字は君平。西漢の時の人。城都の市に卜筮(ぼくぜい)し、日に数人を閲(けみす)るのみ。
毎(つね)に卦詞(かし)に依つて人に教ふるに忠孝を以てす。
日に百銭を得以て自らを養ふに足れば、則ち肆(みせ)を閉ぢ、簾(れん)を下して老子を読む。
(『漢書』七二本伝)

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