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2025(R7).10.7(火)

10月7日「母の徳①」

世に母の徳ほど懐かしいものはあるまい。
母は子を生み、子を育て、子を教え、苦しみを厭わず、与えて報いを思わず、子と共に憂え、子と共に喜び、我あるを知らぬ。夫に添うては夫をたて、夫の陰に隠れて己の力を竭(つく)し、夫の成功を以て自ら満足している。
夫や子が世間に出て浮世の荒波と戦っている時、これに不断の慰藉(いしゃ:なぐさめ)と奮励とを与える者は母である。夫や子が瞋恚(しんい:怒り)の炎に燃え、人生の不如意(思うようにならない)を嘆ずる時、静かな諦観と久遠の平和とに導く者も母である。

事上磨錬 人は須(すべから)く事上に在って磨くべし
王陽明

体験の事実によって鍛えていくこと。実際問題に対処しながら自分を磨く、錬ることである。
安岡正篤王陽明』)

程朱の学では静坐澄心を重んじる。王陽明もその静を重んじるが、同時にこの事上磨錬を説く。
これは動的修養といわれるものであって、陽明学の積極的な一面を示す。陽明学が実際的であり、
行動的な性格を持つのは、事上磨錬を説き、知行合一を説いて、生活そのものを修養の場とするところにある。
安岡正篤伝習録』)

百朝集その37.人間の真価

人間の真価を直接に表すものは、その人の所持するものではなく、その人の為すことでもなく、唯だその人が有る所のものである。
偉大な人物とは、真実な人のことである。自然がその人の中にその志を成し遂げた人のことである。彼らは異常ではない。ただ真実の楷梯を踏んでいる。
(『アミエルの日記』)


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